高額紙幣無効化の影響・その後 |
(北部で橋も陥落したらしいし)
決して他人事ではないことに悪寒を覚えた。
こっちに来てまだリシュケシしか行っていないが、インド国内旅行には鉄道は欠かせない。
リシュケシにもハリドワールまでは鉄道、そこからバスという手段もメジャーな行き方だし。
私も1度は列車の旅もしてみたいと思っていたので、余計に怖くなった。
写真を見て、想像できるのだ。情報が錯綜する中、訳が分からない状況で、感情的なインド人の中にいる怖さを。変な情報が流れた時の、彼らの慌て方、動き方が何よりも怖い。
値段は10倍でもやっぱり飛行機かな、早いし。
世界中どこにいても事件や事故に巻き込まれる可能性は高いが、インドではその確率が高くなっている気がする。(多分日本以外はどこもそうかと、、、)
前置きが長くなったけど、モディの突然の「後4時間後に、500/1,000ルピー使えなくするからよろしく」宣言。
日本で言えば、「5,000円と10,000円、後4時間したら使えなくなるから、よろぴく」という感じ。
個人的な感情でいえば、命懸けで外国で働いている者としては、正直ブラックマネーとかどーでもいいんですけど(-"-)あたしの余暇の方が大事!!!(これ、在印外国人、全員思っているはず。)
銀行カードのない私には、感情的には納得していませんけど~。
以下は、公平な目線で見たら、(良くも悪くも)すごいね、モディ!って感じ。
・街で暴動が起こらなかった
→お金がないからと言って、お店に押しかけて略奪・窃盗・暴動が一切ない。ここまでのことをしても、国民が支持するだろう、という国民信頼を得ているというモディの自信と、その裏付け。
→銀行内はえらい騒動になっていたらしいが、朝から皆ATMや銀行にきちんと並んでいた。
→ハッキリ言って「起こってもおかしくない状況」だったとは思う。
※友人曰く、ガンジーの非暴力が今もインド国民に根付いているのだとか、、、
・事前リークが一切なかったこと。
→だから、今流通現金が足りていない、というマイナス面もあるんだけどね。
デメリット
・消費が落ち込んでいる
→皆現金がないからか知らないけど、買い控えや外食控えが顕著らしい。
モールで働いているインド人たちからも売上1/3まで落ちていて、閑古鳥が鳴いていると愚痴を聞く。
同僚は「どこの国でも、こういうことあるでしょ?」とかほざいていたよ。
ある訳ねーだろっ(ーー゛)